NVIDIAの決算が11月20日に発表されました!
8-10月期(第3四半期)決算では、年間の売上高が初めて1000億ドル(約15兆5000億円)の大台を突破。
時価総額は3兆6000億ドルとなり、これは米アップルを1000億ドル以上上回ることになります。個人的には素晴らしい決算内容だったと言い切ります。
ただ、会社予想と市場のコンセンサス予想の差は同社のAI事業が拡大し始めた昨年5月以降で最も小さいものとなり、決算発表後の時間外取引でエヌビディアは売られました。
新年に向けてエヌビディアの新製品に注目が注がれていますが、この製品は極めて複雑なために供給と生産面における課題が制約になりそうです。
また、トランプ次期大統領の政権による追加関税やその他の潜在的障害を巡る不透明感が高まっているため、エヌビディアの中国での販売がさらに打撃を受ける可能性があります。
実際にエヌビディアは既に最先端チップの中国向け販売を制限されています。
エヌビディアはまだ急成長を続けているものの、そのスピードは以前と比べ鈍化しており、投資家は同社をどのように評価すべきかという問題も残したように思えます。
8-10月期の売上高は前年同期比94%増の351億ドルで、売上高の伸び率が3桁に達しなかったのは5四半期ぶりとなり、同社は11-1月期の売上高について、前年同期比70%増の375億ドルになると予想。

出典:ファクトセット
エヌビディアの今後の命運を決めるのはブラックウェル次第だと言えそうです。
20日に行われたエヌビディアの決算説明会の質疑応答では、ブラックウェルの出荷時期が焦点になりました。
その中で、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「ブラックウェルの需要は非常に強い」と述べていました。
その後あらためて、同社は四半期ごとに見通しを提示しているともコメントをしました。
アナリストのコンセンサス予想によると、同製品シリーズの売上高は2026年1月期に626億ドルとなり、翌年度には970億ドル以上になるとみられている。
620億ドルという数字でさえ、エヌビディアの主要生産パートナーである台湾積体電路製造(TSMC)を除いて、世界の他のあらゆる半導体企業の年間売上高よりも大きいことは特筆すべきことです。
NVIDIAの直近四半期の売上351億ドルに対して、来期は新製品ブラックウェルのみで626億ドルとなっており、この626億ドルでさえ、他の半導体メーカーは及ばずこれだけで世界一です。
もちろん現行のGPUも売れ続けると思います。
しばらくはNVIDIA一強のポジションを維持していくと思っています。
今のところ、どこまでいくんだNVIDIA!!!という感想しかありません。
ということで安いところで買い増ししていきたいと思います。